2017年1月5日木曜日

[品詞解析サーバーへの道] #01 RUSSIANデータベースDB2の構築(Windows編)

環境

Windows Server DataCenter (VMWare上の仮想)
DB2 10 Enterprise (trial version)
参考文献:即戦力のDB2管理術 ~仕組みからわかる効率的管理のノウハウ

手順1.インストールからインスタンスの起動まで

1.windowsでdb2adminの作成(管理者)
2.db2adminでログイン、DB2をインストール
 ~再起動不要~
3.c:\windows\system32\drivers\etc\servicesに以下を追加
  (メモ帳は管理者権限で)

   db2_myinst    50010/tcp

4.すべてのプログラム→IBM DB2 → DB2COPY1(デフォルト) → コマンドウインドウ(管理者)
 
   db2icrt myinst

 ※コマンドウインドウ(管理者)) は今後 管理者CLPと書きますね。

5. 同じく、管理者CLPで、以下のコマンドを実行

   set DB2INSTANCE=myinst

6. 同じく、管理者CLPで、以下のコマンドを実行

   db2set -i myinst DB2COMM=TCPIP
   db2 "UPDATE DBM CFG USING SVCNAME 50010" → 3~5分?

7. db2start   

とりあえず、大枠のインスタンスの作成が完了し、データベースが起動しました。

手順2.データベースと表の作成


1.管理者CLPでデータベースを作成

  db2 "CREATE DATABASE RUSSIAN"  →  3~5分ほど待つ

  → DB20000I CREATE DATABASE コマンドが正常に完了しました と出ればOK

 2.確認

  db2 "CONNECT TO RUSSIAN"

 データベース情報

 データベース・サーバー = DB2/NT 10.1.0
 SQL 許可 ID              =DB2ADMIN
 ローカル・データベース別名 = RUSSIAN

   うれしいですね。なんか。
 
ではnoun(名詞)テーブルを作成しよう。
語幹、語尾変化も考慮してちょっとつっこんだ正規化も考えていますが
いかんせんDB音痴なところもあるので、テーブルとリレーションを試行錯誤で考えて
また作成しなおそうと思います。

3. noun テーブルを作成します (語幹、性)
 db2 "CREATE TABLE NOUN (STEM VARCHAR(20),GENDER VArCHAR(10))

コマンドが正常に完了しました。

4. データをインサートする(パパ、男性名詞)

C:\Program Files\IBM\SQLLIB\BIN>db2 "insert into noun values ('папа','masucu
line')
DB20000I  SQL コマンドが正常に完了しました。



5.selectで確認する

C:\Program Files\IBM\SQLLIB\BIN>db2 "select * from noun"

STEM                 GENDER
-------------------- ----------
папа             masuculine

  1 レコードが選択されました。

とりあえずできた!


手順3.リモートPCからデータベースサーバへの操作準備


コマンドではちょっと見にくいので、Excelみたいな表で視覚的に表を作成したり
列を追加したり遊んでみます。
とりあえずIBMのDataStudioで接続してみます。ググればすぐダウンロードできます。
 
現在作りたい表は、
noun , verb , adverb , adjective , conjuction , preposition

1 まず、インストール後の初期設定ということで、左の管理メニューの「管理エクスプローラ」より
新規の右横の三角をクリック。プルダウンメニューがでるので「データベースへの新規接続」をクリックする。

 ↓ こんな画面がでてきます。青の部分を入力する。



    ・データベースマネージャは、今回WindowsServerでDBをインストールしたので
            「DB2 for Linux,Unix,およびWindows」

    ・データベースは「russian」

    ・ホストはサーバのIPアドレス。自分のPCなら自分のPCのアドレスを入力。

    ・ポート番号は手順1の3で設定した TCP 50010

    ・ユーザ名、パスワードはWinとDB2で設定したパスワード(WinもDB2も同じはずです)

 下部にある、「接続のテスト」を押してみてオッケーだったら、接続完了です。
 

データベースの作成は、また次回。



==== 補足 ====

サーバを再起動したら環境変数がメモリから消えてしまいます。

管理者CLPから、db2startするまえに、
OSのコマンドプロンプトから 

 set DB2INSTANCE=myinst 

が必要です!!









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